線維筋痛症の痛みは東洋医学が効果的！

「体が痛くて夜が眠れない」
「体を動かすとが耐えられないほど痛む」
「病院で検査したが原因が全く分からない」
「全身に倦怠感がずっと続いている」
「体がこわばって、疲労感が抜けない」
「薬の種類ばかり増えていく…」

これらでお悩みの方も大丈夫です。
原因は必ずあります。鍼灸施術をする事で線維筋痛症の痛みは改善します。

線維筋痛症とは？
体のあらゆる部位に起こる激しい慢性の疼痛と「こわばり」、激しい疲労感や倦怠感、頭痛・頭が重い、落ち込んだ（抑うつ）気分、不安感や不眠など様々な自覚症状を伴います。病院で検査をしても明らかな異常がなく原因不明と診断される事が多いです。そして難治性であるともいわれています。日本では人口の約１・７％にみられ、おおよそ２００万人の患者がいるとされており、男女比で1:5、年齢30〜50代と女性に多いといわれています。

線維筋痛症の原因
線維筋痛症がどうして起こるかは、正確なことは現状では解っていません。しかし、線維筋痛症の痛みは、痛みのある部位に原因があるのではなく、「体の痛み」を痛みとして感じる脳のネットワーク（回路）が過敏（中枢性）に何らかの障害があり「痛み」を脳に伝える伝達機能の部分で問題がでていると考えられています。脳内で痛みを感じる神経に炎症が起きやすく過度なストレス、心理的なトラウマを抱えている人が線維筋痛症になる場合もあるので、精神的な要素が原因が考えられるのです。そして、線維筋痛症の方の中には、過敏性腸症候群、偏頭痛もしく緊張性頭痛、起立性低血圧、低血糖、甲状腺疾患（橋本病など）などの疾患を併発している方も見られる事があります。

西洋医学では、痛み止めのノイトロピンを内服薬あるいは注射をしたり、随伴症状には抗うつ薬と新型抗てんかん薬（抗けいれん薬）が処方されます。神経や精神状態の改善が線維筋痛症の症状を改善させるという考え方です。しかし、西洋医学の治療だけではなかなか症状が改善しない事が多いのが今の現状です。

鍼灸治療の効果
線維筋痛症の痛みの原因の多くは内臓と関係しています。鍼灸は内臓にアプローチをして血流を改善する事で、痛みを軽減させるのです。痛みは内臓の疲労する事で筋肉を緊張し、それが痛みにつながります。例えば、胃腸の調子が悪い場合にお腹が痛いと思っていも背中の筋肉が痛い（重だるい）などの症状を訴えられる事があります。それは、胃（内臓）と背中とは関係が深く内臓が不調により背中の筋肉が凝り固まりやすいためです。不調が起きている内臓へ直接アプローチできるのは、鍼灸の強みです。マッサージや整体で筋肉に刺激を入れても浅い表面の筋肉しか効果がでません。その時は痛みも緩和され気持ちが良くなるが、翌朝には「痛い！！」とまた痛みを繰り返していませんか？鍼灸治療する事により、全身の血流が良くなることで深層にある筋肉の緊張をとる事ができるようになります。そして、内臓の不調が改善し体の痛みも取り除くことが出来ます。

東洋医学の考え方は

「気」の巡り
「水」の巡り
「血」の巡り

東洋医学の痛みの大原則に、「不通即痛」という言葉があります。
意味としては、「通じざれば則ち痛み、通ずれば則ち痛まず」＝気血水の流れがよけれ痛みは出ないが、気血水の流れが悪いと痛みが出る考えられています。この3つの巡りが体の中を毎日体の中を流れ続けています。これらの巡りが停滞（阻害）してしまうと体の痛みがでる。これが「不通即痛」の考え方です。

当院の考え方では、五臓の「肝」と「瘀血」が関係が深くそこを中心にみていきます。「肝」は血を体のすみずみまで運び届ける機能をもっています。線維筋痛症はこの「肝」の機能が著しく低下すると血を運び届ける機能が落ちしまいます。そして、全身のさまざまな場所で老廃物などが溜まりそれが痛みとなって症状がでているのです。「瘀血」とは、東洋医学の体質のひとつで、血の流れが悪くなって滞っている状態です。原因は元々の瘀血体質の方もいますが、体が冷える生活をしている、精神的なストレスを受けやすい、偏った食事をしている、運動不足(座る時間が多い)などでも影響しやすくなります。