胃痛はなぜキリキリ痛むのか?

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「ストレスが溜まると胃が痛い」
「食べ過ぎ飲み過ぎで胃が痛い」
「食後に胃が痛くなる」
「冷たいものを摂るとシクシク痛い」
「胸やけで胸が熱く灼熱感がある」
「日常的にゲップをしやすい」
「胃腸薬を手放せない」 
 
胃痛でお困りの方は、このような経験がある方も多いのではないでしょうか?

「胃痛」とは、胃に刺すような鋭い痛み(チクチク)を感じることを指します。胃は食べ物を消化・殺菌するために、金属も溶かすほど強い酸性の「胃酸」やタンパク質を分解する「ペプシン」などを含んだ「胃液」を胃の粘膜から分泌しています。胃の中は胃液によって強い酸性状態になっていますが、胃粘膜そのものが溶けてしまわないように保護している膜があります。胃粘膜から分泌される「胃粘液」が、胃粘膜全体を覆って胃液から守っているからです。
通常は、胃液と胃粘液の分泌のバランが取れている状態です。ストレスや食生活の不摂生などの原因でそのバランスが崩れてしまい、胃粘液が出なくなるため胃液が胃粘膜を攻撃して炎症(胃炎)を起こしてしまうと、胃のあたりに痛みを引き起こします。このように胃炎によって痛みが引き起こされた状態が「胃痛」です。

西洋医学では3つのタイプに分けられます。
胃酸タイプ
胃炎や消化性潰瘍などがこれにあたります。胃酸が必要以上に分泌される状態が「胃酸過多」なった状態です。過剰に分泌された胃酸が、胃の内側にある胃粘膜を攻撃し、炎症が起きている状態です。空腹時などにチクチクと痛む事が多いとされます。

胃痙攣タイプ
胃の胃壁の筋肉が緊張して、あたかも胃が震えているかのように感じる症状で、みぞおちが激しく痛みます。神経を刺激する事で起こります。お腹がキューっとなるような痛みになりやすく、吐き気や食欲不振などを伴うこともあります。

胃腸機能低下タイプ
胃そのものに症状の原因となるものは病院の検査をしても見つからないにもかかわらず、胃痛や胃もたれなどの症状を起こす疾患です。病院では原因が分からない場合は機能性ディスペプシアと言われています。痛みは食後に多く、心理的・身体的ストレスなどが原因となり、胃の働きに支障がでて、胃の不調を起こすと考えられています。胃の状態は悪くないので薬を服用しても効果ありません。

東洋医学で考える胃痛になる原因3つ
◎肝と胃腸が上手く働かない
東洋医学でいう胃が行っている、食べ物から必要な栄養を吸収して、不要なものを下に降ろすという働き(受納・降濁作用=胃が飲食から必要な栄養を吸収し、不要なものを下に降ろす働き)は、肝と胃腸の働きによって行われています。何らかの影響で肝の働きが妨げられると胃も影響を受けて、受納降濁の働きが悪くなります(肝胃不和=ストレスなどの影響で肝と胃の調和が乱れ、胃腸機能が低下した状態)。症状としては、 胃のつかえ感、食欲不振、胃痛、悪心嘔吐・みぞおちの張り感などがおこります。

◎ストレスで影響を受ける肝
東洋医学の肝は、感情の影響を受けやすくストレスを受けることで感情に変化があると肝の働きが上手くいかない事があ ります。これを『肝気鬱結』といいます。血の巡りが悪く症状としては、イライラ、憂うつ、胸脇部の張り、ため息や女性では、生理痛、生理不順などの症状もみられる。

◎冷えによる胃痛
冷たい飲み物・生ものを摂り過ぎや寒さなどで胃腸が冷えることで、胃の機能のひとつである大腸に内容物を送る機能(降濁作用)が低下し、胃の中の物がスムーズに降ろされず停滞、又は上がってくる為、腹部膨満感や胃痛があらわれます。また腹部の冷えから腹痛と下痢もしやすくなり、冷えにより胃腸の機能は低下します。

そんな慢性的な胃腸症状に有効なのが東洋医学の鍼灸(経絡治療)です。

東洋医学専門の鍼灸なら薬に頼らずとも、つらい胃腸症状を繰り返さない、
健康なからだを作ることが出来ます。

「胃腸症状を根本改善したい」
「薬にばっかりに頼りたくない」
そんな方にオススメですので参考にしてください。

多くみられる症状が胃腸の不調によるものです。これは胃腸がからだの器官の中でも、重要な役割を占めていることを表しています。腸内環境と免疫は密接に関わっています。このため胃腸が弱ることで、体調が一気に崩しやすくなります。

  • 胃の痛み・胸やけ・げっぷ
  • 胃のもたれ・膨満感・食欲不振
  • 嘔吐・便秘・下痢・下血
    検査で原因が分からない場合は、薬を服用して様子見となりますが、薬を使うことで胃腸はさらにボロボロになってしまいます。
    西洋医学は胃腸症状は対症療法がメインになります。しかし、薬をいくら服用しても症状を一時的に抑えることはできても根本的に原因を解明までには至りません。場合によっては、薬の飲む数が増えさらに悪化する可能性もあります。胃腸症状を元から改善しようと考えた場合、西洋医学では限界があるのです。

そして、
「食欲がある=胃腸の調子がよい」ではありません。食欲は人間がもつ「欲求」の一つに過ぎないのです。食べ過ぎ飲み過ぎには気をつけなければなりません。それを越えてしまうと翌日には…。

  • 顔色がすぐれない
  • 疲れがとれない
  • 体がだるく感じる
    これらは胃腸が弱っているサインです。たとえ食欲があっても、胃腸は限界を迎えていることもあります。ですので、暴飲暴食で体を崩してしまうケースは、誰もが経験があると思います。胃腸の健康状態は食欲とは切り離して考えることが重要です。

鍼灸には次のような作用があります。

免疫力を上げ効果
胃腸症状の場合は胃腸系の「脾」、また「肺」や「肝」の経絡にアプローチすることでを症状が改善する事が出来ます。そして,自己治癒力を高めることで病気にならない体づくりが可能です。
当院では、病院で胃痛を診てもらっているがよくならず困りの方に
鍼灸の経絡治療で改善する可能性もあるとお伝えします!
お困りの方は、当院までご相談ください。

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