動くたび目眩(めまい)でお困りの方へ

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「最近、ふらつく回数が増えた」
「目がグルグルと回転して起きれない」
「足元がふわふわと浮く感覚がある」
「耳鼻科や病院に通ったが治らない」
「朝起きるときスッと起きれない」
「病院でめまいの検査したが異常なしと言われた」
「薬を服用しているがあまり効果ない」

当院に来られる方で、
「めまい」の症状で悩まれいます。
あなたはどうですか?

今回「めまい」について、
西洋医学と東洋医学の考え方の違い。
当院の治療について紹介していきます。 

西洋医学のめまいの分類
1.回転性めまい
回転性のめまいは、ぐるぐると目が回る状態です。耳に原因がある場合が多いと言われています。回転性めまいの場合は、以下の病気の可能性があります。
・良性発作性頭位めまい症
・メニエール病
・前庭神経炎

良性発作性頭位めまい症は、頭を動かしたときに回転性めまいが起こるのが特徴です。めまいが起こる頭の位置は人それぞれですが、大きく分けると、目薬をさそうと上を向いたとき、又はシャンプーで頭を洗うとして下を向いたときなどの縦の動きと、寝返りを打つときなどの横の動きで起こることが多いようです。

メニエール病は、内耳にあるリンパ液が増えて、むくみを起こした状態を指します。めまいや吐き気のほか、耳鳴り、難聴、耳の閉塞感といった症状が現れます。10分~数時間ほど回転性のめまいが続きます。一度改善しても、繰り返し発症や、聴力の悪化などもあり、なかなか治りづらいケースもみられます。

前庭神経炎は内耳と脳をつなぐ前庭神経に炎症が起こり突然激しい回転性のめまいがおこる病気です。前庭神経は三半規管や耳石器が感じた姿勢の情報を脳に伝える機能があり、片方の耳に前庭神経の炎症が起こると左右差が生じてバランスが崩れ、めまいが起こると考えられています。めまいとともに吐き気や嘔吐を伴う場合は、前庭神経炎の可能性があります。

2.浮動性めまい(フワフワと身体が浮くような)
「足もとがふわふわする」、「雲の上を歩いているような」、「頭がボーとしてふらつく」といったように感覚があるめまいです。脳の障害、下肢末梢神経障害、睡眠障害・不安や抑うつなどによって起こるのが、浮動性めまいです。
3.目の前が真っ暗になり立ちくらみによるめまい
立ち眩みのようなめまいの場合は、血圧の変動が原因で起こります。自律神経や循環器系の疾患、立ち上がった瞬間に貧血のようなくらっとした感覚や目の前が暗くなる感じがするめまいです。
・起立性低血圧
・起立性調整障害
・血管迷走神経反射
・貧血
・不整脈

東洋医学の考え方は、
めまいは風・痰・虚。五臓でみると『肝・肺・脾・腎』が関係します。
めまいの原因が脳や耳の異常ではなく、検査をしても原因が分からない。薬を飲んでも何も変わらない方は、東洋医学の鍼灸施術でアプローチをすると効果があります。東洋医学のめまいのタイプについて紹介します。

①肝虚のタイプ(ストレス・イライラ)
東洋医学ではストレスやイライラがかかり続けると、『肝』の機能が低下し異常をおこします。
肝虚(肝機能低下)が起こると「肝」を血を全身の隅々まで巡らせる機能が低下します。その状態が続くと身体と心が共に疲弊して疲れてきます。東洋医学の考えでは熱が頭まであがってしまい(肝火上炎)めまいが起こします。
・イライラする事が多い
・怒りっぽい
・寝つけにくく夢を見がち
・顔面紅潮
・目の充血
 
②水滞のタイプ(水分代謝の低下)
胃腸に「水滞=水分の滞り」が溜まると、食欲低下や胃腸機能の低下しめまいを引き起こします。また、頭痛、集中力が落ちたり、重だるさなども症状もあります。体内の水分が過剰に溜まっている状態これを「痰湿」と呼ばれます。甘い物や脂っぽいを取り過ぎのも胃腸(消化機能)が低下します。「水滞」が進行して状態が悪化すると「痰湿」になります。メニエール病は内耳にリンパ液に溜まり過ぎによる内リンパ水腫が原因です。メニエール病は「痰湿」が原因とされています。
・頭の重だるさを
・吐き気、痰が絡む
・暴飲暴食で体調を崩す
・食欲不振
・全身倦怠感
・足の冷え、むくみ
・天気の気圧変化で体調崩す

③気虚・血虚のタイプ(エネルギー不足)
このタイプは、「気」「血」の力が弱まり、血液を頭部に押し上げる力と血行不良の栄養不足によりめまいやふらつきが生じます。 疲れたときや、急に立ち上がったときに、めまいやふらつきが起こしやすくなります。女性では生理不順による不正出血するこど血液量減少しめまいが起こります。
・すぐに疲れやすくなる
・顔色や爪の色がよくない
・食欲不振
・立ちくらみ
・動悸
・無気力

④腎虚のタイプ(高齢による機能低下)
東洋医学でいう腎は腎臓だけでなく、成長、発育、生殖に関する働きがあり、生命力の源と考えられています。腎は加齢による老化や虚弱体質、過労、慢性病などにより腎臓の働きが弱まることで、めまいを引き起こすことがあります。
老化や慢性的な疾病により、腎の機能は低下することで骨や歯は弱くなり、頻尿、生殖能力も弱くなります。腎は耳にも関係が深く、老化により耳鳴りや難聴の症状が出やすくなります。耳の内耳の平衡器官が障害されるとめまいが起こしやすいです。
・耳鳴りや難聴がある
・疲労が回復しない
・手足が冷える
・足腰のだるさ
・歩いているとふらつく
 

めまい症状の場合は「肝」、「肺」、「脾」、「腎」の経絡にアプローチすることで身体の中(内臓)から回復を促します。そしてめまい症状を改善する事が出来ます。

当院で行う鍼灸治療は、伝統的な鍼灸施術(経絡治療)です。日本で伝統的な鍼灸治療を行える治療院は「全体の約2%」と言われており、当院はそのわずか2%の治療院の1つとなります。

病院で診てもらっているがよくならず困りの方に
鍼灸の経絡治療で改善する可能性もあるとお伝えします! 

めまい症状で、お困りの方は当院までご相談ください。

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